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革のこと
革のこと
「革」と聞いて何を思い浮かべますか?
靴、カバン、ベルト、衣類。すぐに思いつくものもありますが、それだけではありません。
他には楽器、スポーツ用品、インテリア用品、やすり、とぎ具、工業用のベルトなどなど、数え上げるとキリがありません。
化学繊維やビニールやプラスチックがある現在でも、革は様々な物に加工されていますが、それは「高級品」というだけでは
なく化学繊維やビニールやプラスチックも超えることが出来ない「高品質」だからです。
すこし「レザー」の特性について見ていきましょう。
- 湿気を吸いやすいが、逆に湿気を通してくれる。だから身に付けるものには革がベスト。
- 水分を吸いやすいので染色に向く。
- 水に濡らすことで、いろいろな形に変形させることができ、乾燥させることによって形を固定できる。
- 革(合皮は除外)は繊維が密にからみあっているので丈夫で耐久性がある。
- 気温によって変化しない。
- 表面の手触りが良い。
- 防寒、防暑性がある。
- 手入れをしないとカビる。
- 品質にムラがある。
などが主だった特性ですが、手入れさえすれば丈夫で長持ちということです。
どうです?首輪の素材にはやはり本革が一番だと思いませんか?
なめしについて
なめしてない「革」は「皮」と書きます。英語ならレザーとスキンの違いですね。
「なめし」にもいろいろ種類があって、当店で使用しているのは植物たんにんなめし革と白なめし革です。
植物たんにんなめしは通常「サドルレザー」や「ヌメ」といわれる革で、時間が経つと良い具合に茶褐色に
渋焼けしてきます。
白なめし革は「タンロー」と呼ばれ、染色向きのレザーです。
ヌメもタンローも半製品のものなので、素材の良し悪しがハッキリでる革ですから、高品質なレザーを使用
しなければならず、その分値段も高くなります。
もともと品質の悪い革はヌメやタンロー用にはされず、加工したりラッカーで上から色を塗ってから仕立て屋さん
のもとへ卸されていきますが、値段はタンローやヌメより安くなります。
もちろん当店の首輪は良質のヌメ、タンローしか使用しておりません。
本革と合皮の違い
本革と合皮の違い。。。すぐに分かる方はいますか?
両方ともレザーの匂いがするし、断面を見てもレザーのようだし。。
なかなか見分けがつかない商品もありますが、強度においてその差は歴然です。
『革のこと』で説明したように本物の革は繊維が複雑にからみあっているので丈夫で耐久性もありますが、
合皮の場合、革を削いだ後に出来る副産物をビニールや布に貼り付けて固めてあるだけなので、繊維自体
はバラバラなのです。
合皮にはレザー本来の特性も強度もありません。「似て異なるもの」といったところでしょうか。
…散歩している最中に首輪が切れるのってイヤですよね?…
合皮だから必ず切れるというわけではありませんが、強度はあまり無いものと思っておいた方がいいように思います。
当店ではレザーの特性を生かした加工方法に重きを置いて首輪作りに励んでおります。
あなたのイメージを形にします。ぜひ一度デザイン起こし・見積もりをしてみてください。
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