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革の豆知識
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革についてでもお話していますが、ここではもう少し詳しく、革全般についてお話します。
革のなめし方法
■タンニンなめし■
タンニン(渋み)を皮革のコラーゲンに結合させなめす方法です。
なめし上がった革は茶褐色になり、伸縮性がなくなり、加工するには適した革となります。
革工芸や当店の首輪も、このタンニンなめしの革を使用しています。
堅牢で摩耗に強く、伸びが小さく、可塑性が大であり、成型性がよいが、比重は比較的大であり、耐熱性は劣ります。
型崩れしないため、ケースやカバン、ベルトに使われます。
■クーロムなめし■
現在、市場に出回っている革製品の大部分がクロムなめしを使用した物で、ドイツでこの製法がうまれました。
代表的な方法で、塩化性硫酸クローム塩を溶かした液体を使用し、革の断面は青緑色になります。
柔軟性と耐熱性に優れ、ハンドバッグ、かばん、衣料、手袋、グローブなどほとんどあらゆる革製品に用いられます。
ただ吸水性・可遡性が小さいために加工には向きません。
■コンビネーションなめし■
タンニンなめしの特製と、クロームなめしの特製を生かし、適度な柔軟性を持ちます。
植物タンニンなめしの表面を、合成タンニンで再なめしして、白く仕上げたものなどが使われています。
皮革の仕上げ方法による分類
■銀つき革■
一般的な皮革はこのタイプに属し、当店のオーダーメイド首輪もこの革を使います。
革の表面のことを「銀」(Grain=グレイン)と呼び、その銀面をそのまま生かした革のことを「銀つき革」といいます。
この革は、出来るだけ表面に傷の少ない原皮を使用して銀面の美しさを活かした非常に一般的な革です。
用途により艶を持たせる方法としてメノウやガラスなどの硬いもので摩擦を加える「グレージング」と加熱したステンレス盤に革を載せ上から圧力をかける「ハイドリックプレス」という方法があります。
■ガラス張り革■
なめし工程の後の乾燥の工程で、その革の表面に特殊な糊をぬり、ガラスまたはホーローを貼り付けます。
乾燥後、さらに銀面をサンドペーパでバフイングし、塗料と合成樹脂で仕上げた革です。
堅牢で他の革に比べ樹脂加工してある分水濡れに強いですが、反面他のものからの色の影響を受けやすいという短所があります。
■エナメル革■
ウレタン樹脂などを厚く塗り重ね光沢感を出して仕上げた革です。
■スエード革■
革の裏面を細かいサンドペーパーでこすり、ベルベット状のケバを持つように起毛させ仕上げた革です。
お客さまのオーダーで作った首輪の中に、フリンジのついた首輪がありますが、この豚のスエード革を使って作ったものです。
■ベロア革■
牛革の裏面を起毛したもので、スエードより毛足が長くなっています。
スエード、ベロア共に色落ちがしやすいという弱点もあります。
■ヌバック■
牛革の表面の銀面層を細かいサンドペーペーなどで起毛させてものです。
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起毛した革は、起毛面の触感を維持するために表面加工が出来きませんので、スエード同様、色落ちするという弱点があります。
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